そろそろ正月

 仕事が忙しく、なかなか自由になる時間が取れない。体力が以前ほどないことを痛感する毎日だ。疲労は頭の回転を鈍らせる。  雨が降り出した。  新しい年がもうそこに来ている。来年はどのようになるのか。年が明けると今までのことが全て帳消しになるような意識があるが、物事は連綿として続いていく。病が突然良くなるわけでもない。  経済も政…
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薬が減る

検診日であった。  採血のたびに挿すところを探すのに時間がかかる。今日も、看護師と一緒に探し当て、2度目に成功。  結果は状態が良くなったとのことで2年間飲み続けたプレドリンと、やっとお別れになった。  数値の横に出るLやHも減ってきた。CREの値が正常値になり、ホッとする。  薬がだるさの原因であるから、薬を減らしていけ…
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満月が

 久しぶりに近くの沼の周りを散歩した。夕陽に向かって歩いていて、ふと振り返ったら東の空に満月が浮かんでいた。暗くなりかけた東の空にぽっかり浮かび、西の空に対抗するように輝きを放っていた。しばらく水路の上で西の空の夕焼けと、東の空の月を見比べていた。  車に乗り込み、月の方角に向かってゆっくり車を走らせた。ラジオからはちょうどベートーベ…
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ウツの時代

 現代はウツの時代とある文学者がテレビ番組で述べていた。  戦後から高度経済成長が終わるまでが、ソウの時代であり、それ以来ウツの時代が続いているとのことだ。    特に最近のニュースをみても憂うつな事ばかりが目に付く。気分が暗くなるのも当然だろう。  年末になると来年こそ明るい年になることを祈るのだが、状況は一夜にして変わる…
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気持ちを新たに

 寒さが厳しい。温暖化といわれながらも寒さは襲ってくるが、長続きはしない。    物価が上昇している。いつの間にか安いものばかり求めてきたツケが、現れてきた。外国産の安物に国内市場が席捲されてしまい、私もつい安いものに手を伸ばしてしまうようになり、安物買いの銭失いを実践している。資源が限られていると知りながらも、安いとつい必要のない…
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前へ

 時々入院していた頃を思い出すときがある。通算15ヶ月余の長い期間であったが、回想すると、とても短い気がしてしまう。  様々なことがあり、そのたびに気が動転したり、絶望感に陥ったり、また喜びと悲しみが奇妙に同居したこともあった。  今、こうして部屋で再びコンピュータの前に座ることなどは、治療中には考えも及ばなかった。ひたすら治療…
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どうにか

 澄み切った夕空に三日月が浮かんでいた。  今年も後わずかだ。  今年一年、どうにか生き延びることができることに、医師、ドナーの方、家族、友人に感謝できそうだ。  倦怠感は続く。食欲が減っている。飲むと吐き気がしそうな薬が原因のようだ。  口の中も苦い感覚があり、チューインガムが欠かせなくなった。  すっきりした気分になか…
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Yさん、くじけるな

 昨日は、薬を受け取るために病院へ。薬を調合している間、病棟を訪れた。アイソレーターの中で顔に大きな眼帯をつけたYさんがいた。痛々しい姿に驚いた。  抗がん剤を入れた後、目が痛み出し、開けられないほどになり、眼科で診察を受けた結果、白血球が上がれば良くなると診断されたようだ。早く良くなることを祈っています。  私も眼底出血をして…
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そろそろ今年も終わり

 この国の医療は人を救うためにあるのか、それとも金儲けにあるのか。こんな疑問が薬害問題が起きるたびに浮かぶ。  生態系が崩れ、温暖化が進む中で、具体的な対策がないまま時は経過していく。  バリ島での会議では、国の利害がからみ、なかなか対策案が決まらないようだ。  次世代の人類は現在の負の遺産を背負いながら生きていくしかない…
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4年ぶりの再会

 日曜日に同業者の仲間たちとの忘年会に出席した。4年ぶりであったが、以前とはだいぶ顔ぶれが変わっていた。  一番親しかったAさんは亡くなり、長い付き合いだったBさんは廃業していた。  新しいメンバーも加わりながらも、どことなく今年の忘年会は寂しさが漂った。  本を出版したメンバーがおり、彼からその本を頂いた。彼の半生がつづられ…
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穏かな日

 暖かで穏かな日であった。  プレドニンと免疫抑制剤をすこし減らしただけで、湿疹が出る。GVHDが少しだが出ているのか。  小説「半落ち」のテレビドラマ化された番組を見た。  小説は読んでいたので粗筋はわかっていた。    番組は役者陣がそろっており、なかなか見ごたえがあった。  ドナーが私に近い年齢で被提供者が若者…
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競合

 新たに餌の取り合いに加わったのが、白い鳥である。20羽ぐらいが一挙にどこからともなく現れ、パンの取り合いに参加する。なかなかてごわくてアヒルは動作が鈍いからパンが取れない。それを知ってか私の近くに来て、投げると上手い具合にくちばしで受け止めてくれる。  鳥の世界も生存競争が激しい。それぞれ個性がわかる。餌をあげ終わると、アヒルはあっ…
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アヒルたち

 アヒルにパンをあげるために沼へ行った。私の車がつくや否や泳いでいたアヒルが近づいてきた。私のことを覚えていたのだろうか。黒鳥がいなかったのでパンをあげたらいつの間にか黒鳥も餌のとりあいに加わった。アヒルは私の足を突っつきせがむほどだ。  車の周りにうずくまり餌を待っている。誰かが飼っているのだろうか。野犬などが襲って着たらどうするの…
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寒さが襲う

 雲の間から陽が差し込むと、今まで厚い雲で覆われていた空が急に青くなった。  冬の雨は気分を憂うつにさせる。北国の人々はこの天気と毎年付き合っていることを思うと、太陽に恵まれた生活をしている者にとっては、北国での生活は困難を極めそうだ。  以前借りていた長野の農家には冬場にはほとんど行かなかった。一度正月を過ごしたことがあったが…
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今年も越えられるか

 今日から12月。今月でまた1つ歳が加算される。どうにか今年も越せそうだ。    結局郵便局へは次の日に行くことになり、口座から金をおろす手続きをした。受付順を示す番号は1だったので、すぐに順番が来るかと思いきや、10分ほど待った後、昼食から帰ってきた事務員が私の番号を呼んだ。私がお金を手にするまで、約40分かかった。私の前の人の処…
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薬がすこし減る

 検診日であった。採血の結果、状態がよくなったとのことで来週からプレドニンの服用量がすこし減り、同時にネオーラルも減ることになった。もうすぐ薬ゼロに近づくので、後はGVHDが収まることを祈るしかない。自己制御ができない病だ。運に任せるしかない。  CREの値からHが消えた。水分を多量に摂取したのがよかったのかもしれない。他の値のL…
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金が下ろせない

 今日郵便局へ行き、貯金を下ろそうとしたが下ろせない。「何故か」と尋ねたら、本局で私の口座がブロックされているとのことだ。病になったため住所を変えたのだが、それが本局に伝わってなかったからだそうだ。以前に住所変更したときにも、ひと悶着して住所変更したのだ。そのことが届いてないのは郵便局のミスであることは認めながらも、相変わらず官の意識が…
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過ぎ去りし日々

 ある日突然、病名を告げられ奈落の底へと落とされ、そこで辛苦の時を過ごし、そこからどうにか這い上がり、一時の安らぎはあるものの、いつまた奈落へと落としこめられるのかという不安と戦いながら、日々を過ごすうちに、その時がまたひょっこり訪れ、再び奈落の底へ落とされる。私は三回、奈落へ落ち、その度這い上がり、今こうして生きているが、いつまた奈落…
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記憶

 その日の暮らしの金に困っている人がいる一方、業者から何百万円もの金が、自分の地位を利用して得る人もいる。追求されれば「記憶に無い」という返答。これほど記憶力が悪い人たちが日本の権力の中枢を担っているとなると、国家にとっては悲劇である。私ですら、10年ぐらい前のことぐらいは記憶しているのだから、まして頭脳明晰な人が忘れるはずがないと思う…
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2年経過しても

 移植後2年以上経過したら、体調が戻りバリバリ仕事が出来るものと想像していたが、現実は違っている。ちょっと動いた後ですら、どっと疲労が訪れ、だるい感覚が一日中体内から抜けることもなく、それを引きずりながら生活している。  病になってから3年半以上経過したが、ずっと病との戦いである。忘れたいのだが、体が思い出させるから始末に終えない…
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