思い出の街に行ってみた

学生時代に一時、住んでいた吉祥寺に20数年ぶりに出かけた。
日曜日と気温も暖かかったためか人出が多く、その数に圧倒され、いささか疲れた。
大学時代の知人が営んでいるカレー店へ行ったのだが、昼食の時間が過ぎたにもかかわらず、店の前は行列。
たまらずクラシック音楽を聴かせる喫茶店へ行き、そこでくつろぐ。
そこは70年代の雰囲気が残る店で、2時間ほど音楽を聴きながら、学生時代風に読書。
お客のほとんどは私と同じ中年のおじさんばかりで、若い人は見当たらない。
クラシック音楽を聴く若者は減ってしまったのだろか。

近頃、自分が過ごした場所を再訪し、懐古的になるのではなく、あの頃と同じ体験をしてみたい気になる。

先日は、高校時代過ごした町を訪れ、かすかに記憶のなかに残る商店街に行き、そこの小さな飲み屋にも立ち寄ってみた。

かつて私が過ごした頃の町の風景は、どんどん変化し、原風景の名残すら、もはやない。
私たちの感性が追い付かないほど時はめまぐるしく変わっていく。

「本来、動物の心と身体そして社会は、生存と繁殖の最適化の原則に従い、時間をかけ足並みをそろえて進化してきたが、人間では、それらが不協和音を出し始めている。......(人間が)自ら手を加えてしまった環境とそれらからくる刺激が、従来とは異なる組み合わせあるいは異なるレベルで存在するようになり、その変化のスピードが早すぎて心身と社会の調整が間に合わないのだ。」(内田亮子)
時代の流れをうまく言い当てた表現である。

まだまだ疲れは去らない。

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